婚活を頑張った末の地獄

婚活など私には関係ない、そのうち相手に出会えるなどと、心のどこかで私は思っていました。周りで婚活を頑張っていた友達もいましたが、なぜだか、私はなんの焦りもなかったのです。ただ毎日、仕事をこなして、家に帰れば大好きなワインを飲みながら、テレビや音楽を聞いて過ごすのが私の日課で、それが当たり前になっていました。

そんな私が婚活を始めることになったのは、きっかけがありました。

当たり前の日々

私はシングルマザーで、娘が一人います。離婚したのは娘が本当に小さい時で、それから二人で暮らしてきました。お父さんがほしいとか、兄弟がほしいなどと、娘から言われたことは一度もなかったですし、再婚も頭の片すみにあるくらいでした。

毎日、仕事をして、娘と過ごして楽しかったのです。

娘の気持ち

娘も高校生になり、気づけば私も40代。そんな時、娘に言われたのです「婚活したら?」と。今までそんなことを言われたことなどなかったので、びっくりしました。娘の話をよく聞くと、もう若くないし、この先のお母さんのことが心配で、一人ではいてほしくない、誰か好い人を見つけてほしいとのことでした。

私は娘に心配をかけていたんだなと、その時はじめて思ったのです。確かに娘は一人しかいないし、この先私がずっと一人なら娘に迷惑もかけてしまう、そう思った時婚活をはじめようと思いました。

今までのお付き合い

離婚して今まで、お付き合いした人も何人かいます。でも娘のことも気になり、結婚まではいきませんでした。しかし、よく考えれば理由は娘のことではなく、私が結婚をしたいと思う人に出会えていなかったのだと思います。

思いきってやったこと

その日から婚活頑張りました。まず、友達からの誘いはなるべく断らずに積極的に出かけるようにしました。その方が少しでも出会いの数は増えると思ったので、飲みに行く回数も増やしました。あと、迷いに迷ってしまいましたが、思いきって婚活パーティーの申し込みもしました。

私はかなりの人見知りなので、だいぶ無理をしましたが参加するだけしてみよう、そう思いました。

はじめての婚活パーティー

はじめての婚活パーティーは緊張の連続でした。まず、婚活パーティーの会場が家から遠く離れた都会の町で、そこに行くのにバスで1時間半かけて行き、会場を探さなくてはいけませんでした。無事会場に着いたら、自分のプロフィールを書いて下さいと簡単なプロフィールシートをもらったのですが、シャープペンを持つ手が震えていました。

パーティーが始まり、男性と一人ずつ話をしていきます。その時、相手の男性たちがすごく若いことに気がついたのです。緊張していて周りが見えていなかったのですが、よく見ると女性たちも私よりも若い子ばかりでした。

ニガイ思い

婚活パーティーが初めてだった私は年齢制限の幅が広いパーティーに参加していました。男性との1対1の会話の後は、フリータイムで話したい異性と自由に話すことができるのですが、私のもとへは誰もやってきませんでした。

若い子同士楽しそうに話していました。穴があったら入りたいとは、まさしくこのことだと思いながらただ、地獄の時間が過ぎるのを待ち続けていました。

疲れた日

やっとの思いで家に帰ると、娘がニコニコしながら「どうだった?」と聞いてきました。話す気力もなかったのですが、すべて正直に話しました。娘はじゃあまた次だねと言ってきましたが、次のことなど考えられなかったです。

何日かして落ち着いた頃に、婚活パーティーのサイトをよく見たところ、年齢が40代~のパーティーも結構あったのです。もう二度と行きたくないと思っていましたが、そのパーティーに参加することにしました。

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40代~のパーティー

40代~のパーティーは、前回のパーティーとはまったく違って同年代だったこともあり、とても落ち着いていました。フリータイムで一人残されることもなく、たくさんの人と話すことができました。最後にはカップルになることもできて、一緒にご飯も食べました。

それから40代~のパーティーは何度か参加し、カップルにもなりましたが、お付き合いに発展することはなかったです。

友達への相談

婚活はしているけど、なかなかうまくいかないことに悩んだ私はある友達に相談し今までのことを全部話しました。その友達も同じシングルマザーで恋人はいませんでした。私も一緒に参加してみるから、またパーティー行ってみよう、そう言ってくれて彼女と二人で婚活パーティーに参加することになりました。

でもそれは地獄の始まりだったのです。

二人での参加

いつもパーティーには一人で参加していたので何度行っても少し緊張していましたが、その日は彼女と一緒だったので不思議なほどリラックスしていました。いつもより余裕もありパーティーも楽しむことができました。その日は残念ながら二人ともカップルにはなれなかったのですが、パーティーの話で盛り上がりながら帰ってきました。

友達が近々、家の近くでパーティーあるみたいだから一緒にまた行こうと笑いながら話してくれました。

運命のパーティー

そのパーティーは市内でやっていたので、わざわざバスで行く必要もなくて本当に楽でした。年齢も40代~で問題なく過ごすことができて、無事にパーティーは終わりました。最後に第一希望から第三希望までの相手の番号を書いてカップルになるか決まるのですが、私は第一希望の人とカップルになることができました。

友達はカップルになることはできなかったので、カップルになった男性と少し話して帰りなと、私に言って先に帰ってしまいました。

パーティー後の報告

その後どう?と彼女から連絡があったのは2日後のことでした。いろいろ話したいから会って話そうということになり、食事をしながら話しました。聞けば、私とカップルになった男性のことを、彼女もいいなと思っていたようでした。

でも仲良くねと、彼女はカップルになったことをとても喜んでくれました。そして彼女もパーティーに参加していた男性と何度か会っているんだと報告してくれました。

ダブルデート

それから私はそのカップルになった男性とお付き合いすることになり、彼女もまた、パーティーで会った男性とお付き合いが始まり、二人に春がきました。会えばお互いの彼の話で盛り上がり、今度4人で一緒に飲もうと提案したのは私でした。

その日が来て4人で盛り上がりましたが、私たちと別れた後、彼女と彼はケンカをしたそうです。

彼女と彼

彼女たちがケンカをした理由はわかりませんが、むしゃくしゃした彼女は私の彼に相談をしていました。最初はただ話を聞いていただけだったようですが、だんだんとお互いが必要な存在になったようです。そう彼に言われて、別れたいとはっきりと言われました。

そんなことにまったく気づいていなかった私は、本当に今までに経験したことのない悲しみに襲われてしばらく地獄の日々を送りました。彼女とは4人で会ったきりで、それきり連絡すらもありません。

婚活をしてみて

婚活をして、彼も友達も失ってしまいましたが、私には必要のなかった人なんだと思うようにしています。あの日のことを思い出すと悲しみ、絶望、怒りがこみ上げてきますが、考えないようにしています。正直、もう婚活は懲りごりですが、黙っていても出合いはないので、少しずつ婚活していこうと思います。